神奈川県のオススメ観光スポット・戦国時代の名城・小田原城、そして報徳二宮神社に行ってきましたレポ!

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「生命の星・地球博物館」を堪能した後・・・。
行きは高速道路を使って来ましたが、帰りは下道を通ってみることにしました。

◎関連記事:ライオンのフレーメン反応がヤバい。恐竜博物館「神奈川県立 生命の星・地球博物館」に子どもたちと行ってきました!

少し車を走らせたところで、道路標識に「小田原城」との表示が!

私も旦那さんも日本史が大好き。これはぜひ寄らねば!
と、予定にない寄り道をしてしまいました。

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戦国時代の名城・小田原城へ

日本史は好きでも、戦国時代はあまり詳しくなく。
小田原城が歴史的に有名であることはなんとなーく知っていましたが、城主や歴史的背景なんかはサッパリです。

そんな私でも史跡の背景がよくわかる解説ボードが駐車場付近にありました(ありがたや)。

解説ボードによると、小田原城は北条氏の本拠地で、豊臣秀吉が天下統一のために攻めた城らしく、豊臣勢との戦は3ヶ月にもおよぶ籠城戦の末の無血開城だったそうです。

豊臣軍にエゲツないほど徹底的に四方を囲まれた布陣図もあり、なんだか切なくなりました。

小田原城に来てまず目にはいるのは、城を取り囲む立派なお堀。
蓮の葉で埋め尽くされ、壮観でした。


※石橋の下を覗き込むとすごい数の鯉が集まってきて餌を要求してきます。

私たちがいった時期(7月初め)は葉だけでしたが、花が咲いたら極楽浄土のようにきれいなんだろうな。
蓮の夏の花なので、もう少ししたら見ごろだったのかもしれません。

銅門(あかがねもん)

銅門(あかがねもん)です。


◎銅門(あかがねもん)について詳しくはこちらをどうぞ→銅門|小田原城ホームページ

銅門前の側溝にハクビシンが隠れてました。棲みついているのでしょうか。
初めて見ましたハクビシン。

中に入ると、広々とした板の間が。

次男は板の間を見るなり、靴を脱ぎ捨て、突然ダダダッと猛ダッシュ。
床に身を投げ出したと思えば「にょろにょろ~」と叫びながら延々とほふく前進を始め・・・(なにしてんだぁぁ)。

受付の方は「いいよいいよ、遊んで」笑ってくださいましたが…ほんと申し訳ありませんでした。

銅門には「石落とし」なる仕掛けが。

下を通る敵に上から石を落として攻撃するための仕掛けなんだそうです。
石だけじゃなく矢なども降らせたんだろうなぁ。

戦国真っ只中のお城だけあり、城の敷地内の所々で敵を攻撃する仕掛けが紹介されていたのですが、実際に使われてたんだって想像すると、やたら生々しいんですよ。
北条の兵たちは、この穴からもの凄い緊張感で下を通過する豊臣軍を見つめていんだろうな、とか、想像するとゾクゾクしました。

平成の暮らしに浸りきり、平和と利便性を享受しまくっている私でも、戦国時代の兵士の戦いの雰囲気というか、息吹を感じることができるのが史跡を訪れる醍醐味ですよね。
同じ日本にありながら400年前はまったくの異世界ですから。

天守閣

小田原城は平成の大改修を終えて美しくなっておりました。工事の内容は、主に耐震強度を上げる改修工事だそうです。

本丸のお堀には紫陽花が見事に咲き誇ってました。

並んだ鉢は菖蒲でしょうか。

そして、本丸の正門である常盤木門(ときわぎもん)を抜けると、いよいよ天守閣が!


※合体すればとりあえず強くなると信じて疑わない男たち。

おおお。
見てください、本丸の緻密な石組を!

お堀もそうですが、重機なしでこれだけの石を精密に組み上げる当時の建築技術と能力に脱帽です。

天守閣の城内は資料館になっていました。
戦国時代が大好きな方には垂涎モノの展示物ばかりだと思います。

展示されている美しい刀や甲冑もすばらしいですが、やっぱり書状がおもしろい
戦の最中に実際にやりとりされていた手紙の内容があまりにリアルで…。
さすがの北条氏も我々一般市民に手紙内容がさらされるなんて思いもよらなかったことでしょう。ふふふ。

そして天守閣といえば、展望デッキ
高所恐怖症の私ですが、ここまで来たら一望せねば悔いが残ります。

天守閣から臨む相模湾です!

曇っていましたが、ほんとうに美しかったです。
こんな贅沢な眺めを自分のお城から楽しめるなんて、北条のお殿様はぜいたくだなあと思ったのでした。

そして高くて怖かった…。

高いところを恐れない旦那さんと長男が城下を眺めている間、私は「たかくてこわいー」とギャースカ騒ぎたてる次男のお世話をしておりました。
そしたら、次男が、展望デッキのある5階のとある展示物に目をつけてしまい・・・

あ。摩利支天像のことではないですよ(摩利支天像すばらしかったですが)。
「木組み」の模型です。

「木組み」とは、建物の骨組みづくりにおいて釘や金物などに頼らず、木自体に切り込みなどを施し、はめ合わせていくことで木と木をがっしり組み上げていく技術のことで、古来より日本の職人たちによって受け継がれ、洗練されてきた伝統工法のことです。
その木組みのパターンがいくつか展示されており、自由に触れたりはめたりしてもよいですよってなっていたんですが、それを次男が型はめのおもちゃと勘違いして、はめたり外したり、黙々と遊び始めてしまいました。

こうゆう知育玩具のと勘違いしたもよう。

木組みと型はめ、理屈は同じなんでしょうが・・・(汗)

とりあえず次男が静かになってくれて助かりました。

資料館には伝統工芸品の寄木細工も展示されていました。
細かく美しい細工にうっとりです。

物販コーナーで寄木細工のコンパクトミラーがものすごーく欲しかったのですが、小田原城の前に訪れた「生命の星・地球博物館」のおみやげコーナーで長男が泣きながら欲しがって譲らなかったヤモリのぬいぐるみを「ダメ」と言った手前、買えなかったです(泣)。

そして史跡訪問のシメといえばやっぱりソフトクリームですよね!

おいしくいただきました。

◎小田原城について詳しくはこちら→小田原城|小田原市ホームページ

二宮金次郎が祀られている「報徳二宮神社」へ

小田原城の隣の「報徳二宮神社」にも寄りました。

じつはお城よりも神社のほうが好きでございまして、駐車場から出た瞬間からものすごーく気になっておりました。

大きな神社だし、何といっても小田原城のお隣ということで、どんな神様がお祀りされているのかしらと思っていたら、なんと、かの有名な「二宮金次郎」さん!

あれですよ。
学校の七不思議で「夜中に校庭を走る」とか「涙を流す」とか言われている二宮金次郎さんですよ。

・・・いやそうではなく(そうでもあるのですが)、働きながらも勉学にいそしんだ二宮金次郎さんです。(そうゆうわけで学校に建てられているんですよ彼は。)

どうして小田原城のお隣に祀られているのかと思ったら、小田原藩の財政再建などに尽力したそうなんですね。
なるほど~。

家族全員でお参りしてきました。

ちなみに、学業成就だけでなく、良縁祈願もできるそうです。

◎報徳二宮神社について詳しくはこちら→報徳二宮神社ホームページ

「生命の星・地球博物館」→「小田原城」→「報徳二宮神社」と盛りだくさんな一日でした!
ぜんぶ私の大好きなところだったので幸せでした~。

今回は行きませんでしたが、小田原城址公園内には、こども遊園地がありまして。
まだ3歳の次男も楽しめそうな豆汽車や豆自動車、メリーカップなどの遊具もあるらしく、次回来た時はぜったい寄ろうと思います。

以上でした!

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