長男が、図書館から借りた本を誤って破いてしまいました。
読んで開いたまま床に放置し、次男と鬼ごっこスタート。
その上を走り抜けてビリっと…
「なにしてんの、あんたー!!!」と私の叫び声に硬直する長男を押し退け、本を見ると、数ページが本体から外れた状態に。
あああ、何てことを…。
子供が図書館の本を破損!でも直して返却してはいけません
あわてて横浜市立図書館ホームページで調べたところ、「よくある質問」のページにちゃんと対処方法が記載されていました。
Q52 借りている図書の表紙やページが破れてしまいました。どうすればいいですか?
A52 お借りになった市立図書館へお申出ください。原則として同じ図書を賠償していただきます。
※セロハンテープなどで修理せず、そのままの状態でお持ちください。
そうですよね、弁償ですよね。
焦ったあまり、自分ちの本の感覚でセロハンテープ使うとこでした(危なすぎ)。
翌日、破損した状態の絵本と本の代金を入れた封筒を持って、横浜市立図書館に息子と謝りに行きました。
息子いっしょに図書館へあやまりに行きました
図書館の「そうだんコーナー」で司書さんに事情を説明し、破れた絵本と本の代金の入った封筒をおずおずと差し出すと…
「きれいに取れているので、直せるから今回は大丈夫です」とアッサリ。
ええーっ!
そんな…。ほんとうに申し訳ない…。
息子が「ごめんなさい」と頭を下げると、司書さんは「今度から気を付けてね」と優しく言ってくださいました。
なんかもう、横浜私立図書館にはものすごくお世話になっているのに、恩を仇で返すようなことをやらかしてしまいました…。
息子だけでなく、私も気を付けなきゃ。
図書館の本を破損した時の対応はどうなる?横浜市立図書館の場合は・・・
ちなみに、対応してくれた司書さんによると、賠償になる場合はその場で本の弁償をするのではなく、自宅に「賠償通知書」なるものが届いて、本の代金でなく、同じ本を自分で購入して賠償することになるのだそうです。
絶版本の場合は現金支払いで賠償になるのでしょうかね。
でも絶版本こそ、価格がつけられませんよね。
古い本になると今と昔では貨幣価値が違いますし。
販売時は50円とかで売られていた本が、平成の今になって価値が出て、Amazonでコレクター商品として数千円で販売されてたりしますしね。
それでも「販売価格で賠償OK」となったら、わざと紛失したことにして転売するような悪質な輩も出てくるのではと思ったり…。
(上記のことは犯罪なので、警察に捕まりますから絶対にやってはいけません。)
ともあれ、借りた本の取り扱いはちゃんとしなければと思いました。
一冊一冊が横浜市の財産ですからね。